地域やお客様一人ひとりのニーズを意識しながら、チームプレイで沖縄のウェディング、婚活を盛り上げていきたい
遠藤さんとは交流イベントで一度お会いしただけでしたが、その時から世話焼きな感じで気さくに接してくれた記憶があります。
港川の外人住宅エリアにあるお店の、素敵な空間に迎えられ、インタビューが始まりました。
取材日:2017.12.17 インタビュワー:黒瀬 圭の詳細はコチラ
今日はよろしくお願いします!遠藤さんは沖縄出身ですか?
遠藤 よろしくお願いします!
そうですね。
遠藤っていうのは主人の苗字で、旧姓は新垣(あらかき)。
THE沖縄です!笑
幼少期〜学生時代
幼少期はどんなお子さんでしたか?
遠藤 幼少期は、人と接するのが好きというか、学生時代とかは人をまとめて皆で遊びに行ったり、活動したりっていうのを仕切ったりはしてましたね。
モノを作ったりするのが好きだったり、人を楽しませるのが好きだった記憶があります。
高校生ぐらいの頃になると、「ビックリさせよう!」「喜ばせよう!」というところから始まって、サプライズパーティーを企画したりもしてましたね。
お〜!それって20年前とかだから、今みたいに「サプライズ」が一般的な時代じゃないですよね?
あっ、そんなに前になるんですね(笑)
そうですね。
「何かビックリさせようとか、他とは違うことを皆でやってみよう!」みたいな事が好きでしたね。
大学には進学されたんですか?
遠藤 専門学校ですね。
外語のエアラインコースに。
で、卒業してからはJAL系の会社に就職して、那覇空港で空港スタッフとして働いてました。
旧ターミナルの頃から働いてたんですけど、今の新しいビルに移ってからは、ずっと空港内の総合案内所で勤務してました。
空港勤務から退職、結婚まで
那覇空港でお仕事されてたんですね。空港勤務はどれぐらいの期間だったんですか?
遠藤 7年間ぐらいですね。
専門学校を出て20歳から働いて、27歳で結婚して辞めてるので。
もしかして旦那様は空港関係の方ですか?
遠藤 そうです。
主人は空港内の広告代理店で働いてたんですよ。
空港のバックヤードにある私達の事務所と、その広告代理店の事務所が向かい合わせで、よく顔を合わせるので自然と顔見知りになる感じで。
そうなんですね。旦那様からアプローチがあった感じですか?
遠藤 主人の出身は内地なんですけど、駅伝で走ってた人なんですよ。
元々は自動車メーカーの陸上部だったんですけど、足を壊してしばらく走れなくなって、そのリフレッシュとして沖縄に来たんだけど、そのまま移住しちゃった・・みたいな(笑)
そういうパターン多いですよね(笑)
遠藤 ですね(笑)
で、主人は当時、私達スタッフの中では有名人だったんですよ。
毎日空港まで走ってきてたので、「何か毎日走ってきてる人いるよね〜」という感じで(笑)
で、空港のスタッフ何人かで那覇マラソンに出ることになった時に「走るのはプロなので、教えてあげるよ〜♪」という感じで、数名のメンバーで一緒に練習したりして、徐々に仲良くなって行きましたね。
あっ、そうそう。
主人と私は誕生日が同じなんですよ!
縁なのかは分からないですけど、そういうこともあって、自然な流れで仲が深まってお付き合いさせて頂いた感じですね。
転機となった自身の結婚式
おー!誕生日が同じって素敵ですね♪ご自身の結婚式はどういう感じだったんですか?
遠藤 えっとですね。
当時、十数年前は、今みたいなリゾートウェディングっていうものがあまり浸透してなくて、チャペルも本当に少なかったんですよね・・。
で、私達がイメージする沖縄のウェディングというのが「裸足で・・海に近いところで結婚式を挙げたい」という感じで、主人の友人たちが内地からも参列するという事もあって「THE沖縄」というイメージでみんなが楽しめる式にしたいっていう想いが強かったんですよ・・。
で、チャペルも何件もまわったんですけど、全然イメージに合う場所が無くって、「だったら、イメージに合うものを自分達で一から作り上げよう」って事になって、あざまサンサンビーチに申請を出して、自分達で会場の設営も演出もやったんですよ。
おー!スゴイ!会場や演出は具体的にどんな感じだったんですか?
遠藤 自分達で赤パンチ(レッドカーペットのような)を敷いて、椅子を並べて。
当時は人前式もあまり主流じゃなかったんですけど、主人の中の良い友達にやってもらったり。
で、ドレスコードは参加者全員「かりゆし or アロハシャツ」で統一して、足元はすぐに海に浸かれるようにしたかったので、島ぞうりは必須アイテムとして全部準備して、参加してもらったという感じで・・。
確かに当時だと中々無いスタイルですよね〜。
遠藤 誕生日に結婚式を挙げたい!って思ってたんですけど、仏滅だったので、さすがにそれは両家の親が許さなくって(笑)
だったら・・という事で、誕生日の前日にそのビーチでの人前式をやって、当日そのまま市内のホテルで結婚式も挙げたんです。
で、そのまま二次会に突入して、日付が変わるカウントダウンと共に、自分達の誕生日を祝ってもらいたい!という事で。
結構、周りにお願いすることが多いというか、周りの協力を得ながら、自分達が主役オーラ満載でやってしまった感じなんですよ・・。
そっか。旦那様と誕生日が同じですもんね♪自分達が作り上げたい世界観、空間を周りを巻き込んでやった感じですね。
遠藤 そう。
そういう感じでやってしまった。
で、今となれば、それって自分達の自己満っていうか、周りは果たして本当に楽しめたのか??って思うんですよね。。
特に2次会はかなり友達にはすごく迷惑というか、負担をかけてしまったな・・って思っていて。
主人は内地の人なので、二次会の幹事は私の仲の良い友達にお願いしたんですよね。
仲の良いメンバーには、朝の挙式から全部お手伝いしてもらって、最後の二次会まで取り仕切ってもらって。
披露宴も普通じゃなかったので延長になったし、二次会も120名ぐらい来てくれたので、キャパオーバーで溢れてて周りの友達は本当に大変だったと思います。
そんな中で、誕生日のお祝いもしたいからケーキ準備して欲しいとか、あれやってコレやって・・とお願いしてしまって(汗)
幹事・お手伝いをお願いした友達は、ヘタしたら24時間いっちゃうぐらいの・・(笑)
遠藤 そうなんですよ。
本当にそれぐらい・・(笑)
「演出にこだわるのは良いけど、仲の良い友だちにそんな負担をかけちゃいけないよね・・」っていうのが大きな反省点で、それが今の仕事につながっていくキッカケにもなっているんですよ。
旦那様の事業を支え、自然な流れで自身も起業
なるほど〜。結婚して空港を辞められたんですよね?そこからの流れはどんな感じだったんですか?
遠藤 元々、主人には独立・起業の思考があって、結婚してから早いうちに脱サラして起業したいっていう事になったんですよ。
主人が目をつけたのが「結婚式の二次会代行」だったんです。
自分達の体験も活かしての事なんですけど(笑)
当時、内地には二次会の代行業者は普通にあったけど、沖縄には全然なくて、私的にも「普通は友達に頼むものを、ワザワザお金を払って業者にお願いする人がいるのかな??」って疑問だったんですけど
県外から沖縄に式を挙げに来る人も含めて、これだけ結婚式が多い沖縄だから絶対需要はあるよね!
って事で、主人が「二次会プロデュース・幹事代行 TASUKI タスキ」という会社を立ち上げたんです。
それからは私もずっとその会社を手伝ってましたね。
なるほど。展開が早い!笑 ある意味、結婚式が転機になっているんですね。
遠藤 そうですね。
結婚する前は、空港を辞めてパートでもしながら、やりたい仕事や趣味を見つけて、夫は代理店では土日祝が休みだったので、週末は夫婦でのんびり過ごして・・というような生活をイメージしていたんですけど、夫の起業で全部変わって・・笑
最初は大変でしたね〜。
そっか〜。結婚式の二次会プロデュース・幹事代行ってなると完全に週末は潰れますもんね。
遠藤 そうなんですよ〜(笑)
ただ、私も人を喜ばせたり、企画するのは好きだったので、やりがいを持って楽しく仕事は出来ていたんですけどね♪
ただ、出産を機に・・。
二次会って夜が遅いので、子供がいるとなかなか現場に入れなくなって、その中で関わり方が少しずつ変わっていったんです。
お客さんの要望として「2次会用のドレスのレンタルは無いんですか〜?」とかそういうレンタルの声もあったので、じゃあアンテナショップのようなものを作って、細かいニーズに応えられるようになったら良いな〜とか
後は、二次会で撮影に入るカメラマンさんが平日でも出来る仕事が生み出せたら良いな〜という考えもあって
今の「エンジョイウェディング」を立ち上げる事になったんですよ。
エンジョイウェディングの始動
そういう流れだったんですね。エンジョイウェディングを立ち上げたのは、タスキのスタートからどれぐらいの期間だったんですか?
遠藤 10年ぐらい経ってからですね。
ここエンジョイウェディングは港川の外人住宅街にあるんですけど、私が育ったのもまさにこのエリアで思い入れがあったんですよ。
ちょうど良いタイミングで物件に空きが出て、即契約しました。
今、私がやっているロケーション・フォト、フォトウェディングの仕事って、他の何の変哲も無い場所で事務所を構えていても、今みたいな集客って難しかったと思うんですよ。
この港川のエリアのブランド力は大きいと思うし、一つの街みたいになっているので、散策している方がお店を見つけて、フラっと入ってきてくれたり。
地元ってこともありますけど、本当にこの場所が好きですね♪
本当に一気にお店が増えましたよね♪自分が始めてきた頃は、オハコルテとかイッペコッペさんのイメージぐらいしか無かったです。
遠藤 そうですよね〜。
最近は海外の方も含め、観光客の方が本当に増えていますね。
エンジョイウェディングのサービス内容というか範囲を教えて頂けますか?
遠藤 一番はフォトウエディングやロケーションフォトですね。
ビーチや沖縄の大自然の中で撮影したり、それとプラスしてスタジオ撮影もしたり・・という感じで。
そっちは観光客の方とか、県外の方が中心で、県内の方は、マタニティ、記念日、親子フォトが多いですね♪
あとは、ひな席のデコレーションや、さっきお話したドレスレンタルや、ウェディング用のプチギフトの準備だったりですね。
ひな席っていうと、新郎新婦の座る席、テーブルのことですか??
遠藤 そうです、そうです!
ひな席を新郎新婦のイメージに合わせてデコレーションするという事です。
後はウェルカムスペースとかもですね。
必要に応じて、オーダーメイドでグッズを制作したりもします。
スゴイ!こんな感じまでやってもらえるなら特別感出ますね!!
遠藤 そうですね。
「ああしたい!こうしたい!」って、新婦さんの方がイメージとか希望が多いというかハッキリしてるんですけど、こだわりたい内容が、披露宴全体のイメージに合うかどうか?って事もあるじゃないですか?
以前、新郎さんでスゴく「ドラえもん」が好きな方がいて、ドラえもんを披露宴の中で何かやりたいって希望されてたんですけど、でも新婦さんからしたら「結婚式でドラえもんって有り得ないですよね〜〜。。」という感じで(笑)
でも前撮りとかロケーションフォトも含めた、「ウェディング全体の中に盛り込むのは面白いんじゃないですか??」ってお話をして、ロケーションフォトの撮影ではドラえもんのキグルミを着てもらって撮影をしたんですよ。
なので、エンジョイウェディングとしてカバーするのは「この部分!」っていう風に限定せずに、ウェディング全体として新郎新婦さんのイメージや、やりたい事を実現するためのお手伝いをするっていうスタンスですね。
なるほど。ところで「ひな席のデコレーション」ってどこの結婚式場でも担当として入ったり出来るものなんですか?
遠藤 そうですね。
県外はどうかは分かりませんが、沖縄で自分が携わっているところだと、1社さんを除いて入らせてもらえますね。
多分、式場側がここまで細かい要望に対応していると、他の部分に手が回らなくなるんじゃないかと思います。
式場とも連携して、お客様に喜んでもらえるカタチを一緒に作り上げていけるのは良いことですよね♪
まさに、エンジョイウェディングという名称そのままですね♪ヘアメイクの方から、遠藤さんはサービス精神が旺盛で、撮影でも追加料金無しでドンドンお客さんの要望を聞いちゃうからビックリするって言ってました(笑)
遠藤 あ〜(笑)
そうですね。
「ああしたい!こうしたい!」っていうイメージを叶えてあげたいっていう気持ちも強いし、逆にコチラからも提案します。
他のところだと、何カットで幾ら・・という感じだったりするんですけど、うちでは撮影データは全部お渡ししています。
県外からのお客さんも多いという事だったんですけど、集客はどうしてるんですか?
遠藤 今はインスタ(Instagram)ですね!
やっぱり、撮影した写真やロケーションを見て、「私も撮りたい!」って問い合わせてきてくれるお客様が多いです。
なので、SNSでの口コミが一番強いですね。
なるほど!写真、ロケーションの強みもあるし、何より人生の記念に残る素敵な写真は絶対SNSでPRしたくなりますもんね!イメージを叶えてもらって、満足度が高ければ尚更♪
遠藤 そうですね。
やっぱり一番はお客様に、後から見返しても記念に残る写真 、楽しかった記憶が蘇るようなものを残したいですし、私自身もお客様と一緒に楽しめるので、スゴくやりがいがあるし、幸せな仕事だなって思います。
県外からのお客様だと、出来上がった写真をお届けしたタイミングで、「この写真を見て、また沖縄に行きたくなりました〜♪」とか「子供が産まれたらまた撮ってもらいに行きたいと思います♪」っていう声を貰えたり
県内のお客様だと、マタニティの時に撮ったお客様が、子供が産まれてからはベビーフォト、また成長してから家族写真・・・とかですね。
そういう感じで、長くお客様と関わっていける事も喜びですね。
遠藤さんは、今の仕事をしていくにあたって、お花の勉強やテーブルコーディネート、インテリアコーディネートとか、知識的な準備とか、何か勉強されてきたことってあるんですか?
遠藤 それがですね〜。
あんまり知識として勉強してきたことって無いんですよ。
テーブルコーディネートは勉強しましたけど、本当にそれぐらいですね。
後は、感覚的なものだったり、数をこなしていく中での経験値だったり・・。
ただ、やっぱり実際にそういう仕事が増えてきてからの方が、「もっと極めないといけないな!」という感じで、知識を深めていく意識が高まってますね。
今後の展望
今後の展開、力を入れていく部分としてイメージしている事はありますか?
遠藤 そうですね。
以前LIVEステージの空間デコレーションを担当させて頂いた事があるんですけど、今後は、結婚式だけじゃなくて、色々な会場だったり、スペースの「空間デコレーション」のお仕事もしていきたいと思いますね。
周りからも「式場だけじゃなくて、色んな需要があるんじゃない?」って言われたり、実際に「こういう場所のデコレーションもできますか?」と相談を受けたりする事もあるので。
良いですね〜♪空間デコレーション、スゴく興味が有ります。
遠藤 あとですね。
元々空港にいた時から、アナウンスの仕事をずっとやってたり、人前で話すのが得意だったので、結婚式の司会の仕事もやってたんですね。
今は自分の仕事が忙しくなっているので司会業は減ってるんですけど、その中でもずっと続けているのが、「婚活パーティー」の司会で、式場が主催の婚活パーティーの司会を6年ぐらいずっと担当させて頂いているんですよ。
なので、婚活事業に力を入れていきたいと思ってます。
おー、婚活ですか!今のお仕事にも繋がりは有りますもんね。
遠藤 で、これから私がやりたいのは、そういう司会だったり、婚活パーティーの運営という事ではなくて、個人的なゼロからの1対1の出会い、ご縁繋ぎをお手伝いさせて頂きたいなと思ってます。
そこから結婚式までの流れをサポートしていきたい。
一人ひとりとしっかり向き合う結婚相談所という感じですね。
沖縄の婚活市場ってどれぐらいの規模とか、婚活パーティー以外で最初どうやって集客するのか?ってイメージがあまり浮かばないんですけど。
遠藤 需要は多いと思いますよ。最近では、沖縄でも結婚相談所のようなところも増えてますよね。
ただ、やっぱり沖縄って何かしら人が繋がっているし、シャイな人も多いから、相談所に登録に行けなくても行けないって人も多いと思うんですよね。
なので、私は本当に個人的にやっていきたいなって思ってます。
アドバイザーというような感じで。
「婚活パーティーに行くなら絶対コレとコレは守ってやってみてよ〜」とか。
あと、必ず言うんですけど
「婚活パーティーで本気で出会いを求めるなら絶対一人で行くんだよ〜」って。
「友達と一緒だと遠慮して、良い出会いがあっても逃してしまう事が多いから」
「行くときは絶対スカートだよ〜」
とかですね。
なので、そういうアドバイスもしながら、私の所に個別に相談に来て頂いた方には、初めにしっかりカウンセリングをさせて頂いて、その人の事を知った上で、この人とこの人を会わせてみて
まずは食事をキッカケに・・
という感じで地道でも、きめ細かくやっていきたいと思いますね。
なるほど。となると、紹介が重要になりそうですね。
遠藤 そうですね。
婚活で「集客」ってなると、やっぱり婚活パーティーが主流なんですけど、婚活パーティーの集客って実はスゴく大変で、主催者にもよりますけど、なかなか参加者を集められなくて、最後は数集め的になって質が下がってしまうこともあったり、参加者一人ひとりへのきめ細やかな対応って難しいんですよね〜。
婚活パーティーについては、今関わっている式場さんがしっかりした運営で行ってくれているので、そこには司会として関わっていければ良いなって。
私自身の動きとしては、やっぱり「人の繋がり、紹介」が重要になりますね。
根っからの世話焼きな感じですね(笑)
遠藤 そうですね。
昔から世話焼き姉さん?お節介おばさん?みたいに、よく言われますw
空港勤務時代は、総合案内をやっていた事もあって・・。
コンパ隊長って言われてました!笑
世話焼きな性格を知ってなのか分からないですけど、私のところに色んな人が今度コンパしませんか?って問い合わせてくるんですよ(笑)
「今度あっちの何なにさんに、言っといてよ〜」とか。
どこまで総合案内の幅が広いんですか!?笑
遠藤 もちろん勤務時間外ですよ!笑
でも、そういう経験もあったので、今でも新しく繋がった人には「結婚してるの?」ってついつい聞いちゃいますし「してないんだったら、今度こういう婚活パーティーあるよ」とかって言っちゃいますね。
やっぱり人と人と繋げるって事が好きなんですよね。
それって、男女の出会いだけじゃなくて、ビジネスとしても私の考え方の基本というか。
それはビジネス上のマッチングということですか?
遠藤 えっとですね。
エンジョイウェディング、私の仕事の仕方という意味ですね。
「エンジョイウェディングとしての強みは何か?得意としている事は何か?」って聞かれたら、私個人が写真を撮れる訳でも、ヘアメイクを出来る訳でも無いんですね・・。
でも、フリーで動いているカメラマンさんや、腕の良いヘアメイクさん、他にもお花が出来たり、素敵なイラストが描けたり、ウェディングの小物を制作できる人がチームとして関わってくれる事で、お客様により良いサービスを提供することが出来る。
そこが強みだと思うんですよね。
これから「個」の力を合わせる、そういう働き方がドンドン拡がって行きそうですね♪
遠藤 そうですね。
今、お花を担当してくれている女性は元々、お花とマツエクと個人でやってる感じでそこまでビジネス的では無かったんですけど、知り合って彼女の仕事を見せてもらった時に、本当にセンスが良くて感激したので、是非エンジョイウェディングに関わって欲しいって話を私からしたんですよ♪
で、実際にチームとして仕事に関わっていく中で彼女も手応えというか自信をつけて、しばらくして店舗を出したんですよね。
彼女は「遠藤さんと出会えて本当に良かった〜♪」って言ってくれるんですけど、逆に私も全く同じ気持ちなんです。
そうやって、お客様に提供するサービスの価値を高めながら、「エンジョイウェディングに関わって良かった〜♪」って言ってくれるような仲間が増えたら良いな〜って思いますね。
繋がりたい人
こういうジャンルの人にチームに入って欲しいっていうイメージは有りますか?
遠藤 う〜ん・・。
映像系の人が居たら、サービスの幅が拡がるな〜って思いますね!
あとは、男性になるかもしれないですけど、家具製作ができるような人が出来たら良いなって♪
大掛かりなものじゃなくても、デコレーションの時の棚とかそういうものをサッと作れるような。
どういうジャンルでも、お互い win-winな関係で繋がっていける人がいたら一緒に仕事したいですね♪
なるほど。何だか色々な事に発展していきそうですね♪他にもやってみたい事が色々ありそうな♪笑
遠藤 分かります??笑
今後は地域に貢献したいって気持ちが強くなってきていて・・。
特に浦添市ですね。
でも、地域のことになると、一人では中々動かせないプロジェクトになるじゃないですか?
だから、地域のプロジェクトを取り仕切ってくれたり、パートナーと一緒に運営してくれるような人と出会いたいですね。
一つやってみたいのが、浦添市を巻き込んでの「婚活フェス」のような事なんですよ。
浦添市って企業が沢山ある街じゃないですか?
オリオンビールさんだったり、ブルーシールさんだったり、沖縄明治乳業さんの本社があったり。
なので、そういう企業さんも巻き込んで、浦添市の事業という感じで、「婚活」を盛り上げるような事ができたら良いなって思いますね。
でも、そういう事は一人ではできないので、自分も力をつけつつ、同じような視野やイメージを共有できる人とつながっていきたいですね♪
良いですね!沖縄は全国平均よりまだマシといっても、少子化の波は避けられないし、婚活も地域を上げて盛り上げていかないといけないですよね。
遠藤 そうですね。
あとは、浦添にウェディングサロンや、チャペルが無いので、そういうプロジェクトをキッカケにもしつつ浦添を盛り上げて、「チャペルを浦添に建てたい!」という夢も有りますね♪
チャペルですか!素敵ですね♪
遠藤さんが「誰かに伝えたいメッセージ」というものがあれば教えてください。
遠藤 まずは、今の事業で言うと、結婚式をまだ挙げてなくても写真だけは残しておきたいという人に、固い結婚式、写真じゃなくて、「こうしたい」「ああしたい」っていうイメージを大切に、自由に、ワガママで良いので、もっと気軽に写真を残す事をしてもらいたいなって思いますね。
ウェディングサロンって敷居が高いイメージを持つ人もいるんですけど、ここ港川エリアは、街並みもそうですし、カフェも多いので、そういうカフェに入ってくるような感覚で、気軽に入ってきてもらえるお店にしたいですね。
後は、今の事業とかウェディングに関係ない部分で言うと・・
何かをやってみたいと思った時には、形が無くても、まず挑戦してもらいたいと思います。
私自身、まず言い出しっぺになるんですけど、言った後「あっ、ヤバイ・・」ってなって、周りが後から賛同してくるタイプです(笑)
「あ〜言っちゃった〜。もうやるしかない〜〜!!」みたいな。
それって、「こうしたい!」っていう想いをしっかり言葉にして宣言してるから、周りにも伝染していく感じですよね。
ですね。
だから私、どうしてもチャペルを建てたくて・・。
それは色んなところで、それはいっぱい言ってます。
「どうしてもキンザーにチャペルを建てたい〜」って。
港川にお店を持ってからは、自然と浦添市の方との繋がりも増えきていて、色々な話しが出てきてるんですよね♪
だから私自身もこれからに期待してるし、色々なイメージを実現させて行きたいですね。
チャペルや婚活フェス、是非、実現して下さいね!遠藤さん今日はありがとうございました!!
遠藤 はい!!
こちらこそ、ありがとうございました〜♪
以上で取材は終了となりました。改めて遠藤さん、ありがとうございました!
遠藤さんは、実際に自分より年齢が上という事もありますが、少し話しただけでも、本当に世話好きで、相手を喜ばす事が好きなんだな〜という事が伝わってきました。
エンジョイウェディングとしての仕事の上のコラボだけでなく、地域を盛り上げていくプロジェクトの部分でも色々な人と繋がっていくと思うので、このインタビュー記事を読んでビビッときた方は、是非遠藤さんとつながって下さい♪
遠藤 菜利子(エンドウ ナリコ)/
那覇空港スタッフとして勤務し、退職後はご主人が立ち上げた「二次会幹事代行TASUKI」の業務に従事。
2016年にエンジョイウェディングを立ち上げ、ロケーションフォト・フォトウェディングのサービスを開始。
写真撮影意外にも、ひな席のデコレーションやオリジナルギフト製作、二次会ドレスレンタル等、細かいニーズに応える。
エンジョイウェディング
住所:沖縄県浦添市 港川2丁目9番9号 56号室(map)
営業時間:10時30分~17時30分
電話番号:098-975-9833
定休日:月曜日
URL:http://enjoywedding.okinawa/
遠藤 菜利子さんと繋がるには?
お仕事に関しては、電話か、ホームページのお問い合わせフォーム or メールからお問い合わせ下さい。個人的に繋がりたいと思ってくださる方は、お問い合わせフォームかメール、SNS等からご連絡下さい♪
編集後記
インタビュワー:黒瀬 圭 Kei Kurose(株式会社ドリームテラー代表)
港川の外人住宅という人気スポットで、こだわりの詰まった素敵なお店を出され、提供する空間も写真もクオリティが高いので、多くの女性に支持されて当然という感じがしますよね♪
さらに旦那様のお仕事とも連携していて、まさに盤石の体制!
ビジネスセンスも高く人を巻き込む力もある遠藤さんだからこそ、婚活フェスやキンザーエリアへのチャペル建設などの目標を実現していく力があると思いますし、是非そこに何らかの形で巻き込まれたいと思います(*^^*)